低栄養は浮腫の原因!
浮腫みはなぜ起こるの?
今日は女性の悩みに多い浮腫みについてです。
お仕事で立ちっぱなしの方は特に浮腫みがひどいですよね?
私も前職がアパレルだったので、毎日足が浮腫んで痛かったのを覚えています。。
◆そもそもなぜ浮腫みが起こるのか
人の身体の60%は水分で構成されています。むくみとは、その水分が上手く回収されず、細胞の隙間に溜まってしまった状態のことを指します。
特にむくみやすい部位は顔や手足で、女性や高齢者に多くみられる症状です。
こういったむくみの主な原因は、生活習慣や疾病と考えられています。
◆浮腫みの原因
・血液の循環不良やリンパの停滞
同じ姿勢を取り続けて血液の循環が悪くなったり、不規則な生活をすることで自律神経が乱れると、むくみやすくなります。
また冷え性の方もむくみやすいのですが、これは冷えている部分の血管が収縮し、血液の循環が滞ってしまうためです。
・運動不足
筋肉量が減ると水分を押し戻す力が不足してしまうため血行不良や代謝不良になり、むくみへと繋がります。
・偏食、アルコールの摂取
濃い味つけのものを好んで食べると体内の水分と塩分のバランスが乱れ、むくみの原因となります。
また、飲んだ翌日に顔がむくんだことがある方も多いと思われます。アルコールを摂取すると血中のアルコール濃度を下げようと身体が水分を溜めこむため、むくんでしまうのです。
・体温調節機能の低下
現代人は空調のきいた環境に慣れてしまっていますが、そうすると代謝機能が低下するため、水分の代謝も同様に低下してしまい、むくみの原因となります。
・心臓病や肝臓病などの内臓疾患や甲状腺機能の低下
病気が原因の場合、むくみが起きるシステムや部位はそれぞれ異なります。心臓病は足、腎臓や肝臓からくる疾病は、体中がむくむとされています。
◆浮腫みに効く栄養素と食べ物
・カリウム
カリウムには身体を活性化させて塩分の排出を促し、水分量を適正に保つ働きがあります。
カリウムを多く含むものには海藻類、ナッツ類、豆類、イモ類、葉類があります。
・サポニン
サポニンには、利尿作用と悪玉コレステロールの排出作用があります。スイカ、きゅうり、冬瓜などウリ科の食べ物に多く含まれます。
・ポリフェノール
ポリフェノールは植物に多く含まれる色素や苦み成分で、抗酸化作用や血液をサラサラにする効果があります。
明日葉、ブルーベリー、大豆、生姜、緑茶、カカオなどに多く含まれます。
・ビタミンB1
糖質の分解を助け、血液をサラサラにするサポートをします。豆腐、かぼちゃ、ごぼう、ほうれん草、豚肉などに含まれます。
・ビタミンB6
タンパク質の分解を助け、血液をサラサラへ導きます。またホルモンバランスを整える働きもあるため、月経前のむくみに有効との報告もあります。
大豆、にんにく、マグロ、サンマ、カツオ、鮭、鶏肉、とうもろこしに含まれています。
食事をする際は早食いや大食いをしないようにも気をつけ、味の濃い加工食品はできるだけ避けましょう。
魚中心のメニューがよりオススメです!むくみに効果的な食材を上手に取り入れ、すっきりした身体を目指しましょう。